海外映画やドラマを観ているとたまに話しながら両手の人差し指と中指をピースの状態にして 2回ほどチョンチョンと前方に折るカニの手みたいなジェスチャーを良く見かけませんか? あれは「エアクオーツ」という欧米でよく使われるジェスチャーで両手の指がダブルクォーテーションマーク「””」を表しているんです。 単語や節を発話するときに両の手を顔の横でピースサインのような形をつくり、クイクイと指を曲げるとその部分を強調することになります。 単に言葉を強調するだけの意味だけではない 実は「エアクオーツ」は会話の中で皮肉やブラックジョークを言うときに使う人が多いんです。 誰かが言った事などを引用しつつも、それに対して話し手が本当でない事を知っている場合の表現法としても使われます。 例)So you were "accidentally" at the restaurant with her?" -じゃあ、彼女と「偶然」そのレストランにいたってわけだ。 (本当に偶然だったかは疑わしいけどね"という意味を含んでいます)