【皆殺しの美学】ゴッドファーザー
The Godfather I (1972)
▼ページ最下部
001   2025/04/21(月) 21:47:49 ID:S6Gu9.wP9g   
 
コルリオーネファミリーのボスであるマイケル・コルリオーネが、別組織のマフィアのボスを皆殺しにするシーン。(通称「洗礼式の虐殺」)は、 
 映画史に残る「皆殺しの美学(aesthetics of annihilation)」を体現した象徴的な場面です。 
 このシーンは、暴力、権力、そして冷酷な決断がどのように美的に表現されうるかを問いかける芸術的瞬間でもあります。 
 マイケルの表情は一切変わらず、彼が直接手を下すこともありません。   
 このスレは、   
 ・シーンの構成と演出、 
 ・コントロールされた暴力、 
 ・冷酷な美しさ、 
 ・映像詩としての暴力(フランシス・フォード・コッポラ監督)、 
 ・皆殺しの美学とマイケルの堕落、 
 ・美と暴力の背徳的融合   
 これらについて考察し、ただのアクションやクライマックスではなく、「暴力は美に昇華しうるか?」という問いにたいして皆で議論するスレです。
https://www.youtube.com/watch?v=8Pf8BkFLBRw
 返信する
 
 
002   2025/04/21(月) 22:07:33 ID:ca3DDwBoWg    
聖と俗。教会での洗礼式と同時進行で敵対するマフィアの頭目を次々と殺害していくシークエンス。 
 敵の殲滅作戦を指揮するマイケル・コルレオーネ演じるアル・パチーノ本人は甥の洗礼式で、名付け親として聖性を帯びている。 
 おおよそ俗人としてはこれ以上ないほどの聖性を身に着けているマイケルは、しかしその聖性に反することを彼の部下たちに実行させているのだろうか。 
 まさに聖と俗の観念の転倒が行われている。だからこそこのクライマックスは映画史に残るのである。
 返信する
 
 
 
▲ページ最上部
ログサイズ:3 KB
有効レス数:6 
削除レス数:0 
不適切な書き込みやモラルに反する投稿を見つけた時は、書き込み右の  マークをクリックしてサイト運営者までご連絡をお願いします。確認しだい削除いたします。
総合映像特設掲示板に戻る 全部
次100 最新50
スレッドタイトル:【皆殺しの美学】ゴッドファーザー
 
レス投稿